Tuesday 27 July 2010

生活基盤を築かねば!

ロンドンにきて2週間、ようやく不動産屋さんとの契約ができそうだ。

 すべては奥さんのおかげ、エージェントとのやりとりをすべてやってもらっている。あちこちの不動産屋さんにメールで問い合わせたが、ウェブに掲載されているような物件はまずなく、返事として何か別の物件を紹介してくれればよい方で、たいがい返事はこなかった。実際に不動産屋さんにも直接飛び込んでみたが、日本の不動産屋さんのようにあれやこれや紹介してくれるわけでもなく、『これに記入して!』とフォームに名前や住所を書かされ『担当者から連絡させるから』とバイバイされた。
 
 そんな中、最初に物件を案内してくれた人は女性だった(名前は覚えていない)。Royal Victoriaというところで待ち合わせ、予定より30分またされたあげく、物件もウェブで紹介してる写真と大きく異なり、また近所にスーパーマーケットなどのアメニティ施設もなく却下。
 
 つぎは男性で長身のMoさん、名前から中国人をイメージしていたがアフリカ人だった。当初から狙っていた新築のマンションで奥さんの職場にも通勤が便利でよかった。2件目だったのでもうすこし他の物件も見てから決めようと思っていたら、あっさり他の人に持っていかれてしまった。。
 
 3件目はLeeさん、今度こそは中国人!と予想していたらバリバリのイギリス人だった。。Mile Endで待ち合わせをして、そこからスポーツカーに乗せてもらい物件へ。部屋に行くとロシア語!?か何かを話している夫婦がまだ住んでいるところだった。日本では考えられないが、イギリスではつぎに住むひとを探すために、住人が退去する2ヶ月まえから入居希望者に物件を紹介するようだ。せっかくの祝日の昼間に土足で部屋の中を見学されて気を害したのか、マフィアのようなでっかい男はにこりともせずこっちをにらんでいた。いつ敵対ギャングに襲われてもよいためなのか、枕元にはしっかりと野球バットが置いてあった。Leeさん曰く、ナイトライフを送るにはよい場所と言っていたが、私たちには興味がなく却下。

 途方に暮れていたところ、2件目に見学した新築マンションの違う部屋を、別の不動産屋さんが紹介してくれるとの事!ここで決めるしかないと心を決めて、ボケーっとしたMartinさんと会う。部屋にはまだ家具などが入っていなかったのが幸運だった。というのも、ベッドのマットレスがやわらかいと腰の悪い自分には快適な生活が送れないのだ。話をしたところマットレス以外の家具は大家さんが用意してくれ、マットレスのみ自分たちで購入してよいとの事になった。IKEAでマットレスをいろいろ試して購入、まだ契約してない部屋にデリバリーをお願いした。

明日無事に契約して入居できますように!